朝の情報番組やNHKのニュースなどでも話題の「リモート老眼」
夕方になると、パソコンやスマホの文字がぼやけたり霞んで見えて、目を細めてみるせいかますます目が疲れる。
これってリモート老眼の可能性があります!
放っておくと仕事の効率が下がるだけでなく「加齢黄斑変性」「緑内障」のリスクも。
目は取り替えることができないし一生使っていくものなので
「視力が低下どころか失明したらどうしよう。」とちょっと不安になりますよね。
リモート老眼を遠ざけて快適にテレワークをできる方法を調べてみました。
リモート老眼ってどんな状態なの?
二本松眼科病院・眼科専門医の平松類副院長によりますと、
リモート老眼とは、パソコンやスマホの画面を長い時間、近距離で見続けることで目のピント調整ができなくなることです。
症状が進むと頭痛や肩凝り、吐き気が伴い
さらに放っておくと「加齢黄斑変性」「緑内障」のリスクも。
40代頃から老眼が始まる事が多いが、コロナ禍でのリモートワークが益々増えることによって
昔より眼へのダメージが大きく老眼の進行が早くなる傾向にあります。
「リモート老眼といわれる状態であれば、休んだり適切なケアをすれば、回復する見込みがあります」
私がやっている「リモート老眼」対策はこれ!
毎日継続できる簡単な方法をイラストで解説していきますね。
まずは目を休めること。
1時間で5~10分に目をつぶるなどの休憩を入れることで、目への負担を減らします。
意識的にまばたきをすることも目の緊張感を和らげます。
スキマ時間に目のストレッチ
「30cm離した近くの物」と「2m以上離れた遠くのもの」を交互に見る。
例えば、目から30cm離した所に「人差し指」と2m以上離れたポスターの文字とを交互に見ることをくり返します。
美人ドクターが教える「眼トレ」
美人ドクターの日比野佐和子医師が紹介するトレーニング。
数ある中から、カンタンにできるものを2つ紹介します。
〈視点移動トレーニング〉
やり方
- 顔を動かさずに目だけを動かして、黒丸を左上から矢印の順に追いましょう。
- 1を20回程度くり返します。
〈8の字トレーニング〉
やり方
- 人差し指で顔の前に8の字をゆっくり書きます。
- 顔を動かさずに目だけを動かして、指先を追いましょう。
- 1・2を3回くり返します。
(引用元:日比野佐和子著 日めくり まいにち、眼トレ より)
参考にした「日めくり まいにち、眼トレ」は卓上カレンダー形式。
日替わりでムリなくトレーニングを続けられる構造になっています。
目を温めて回復させる
40℃程度に温めた蒸しタオルで1分ほど、目の周りを温める。
温めることで症状の回復が見込めます。
筆者も蒸しタオルをあて、目を休めていますが女性はメイクが取れてしまわないか心配。

もっと手軽に蒸しタオルって作れないの?
そこで編み出した技は、水を含ませて軽く絞ったタオルをビニール袋にいれてレンジで40秒※温めます。
※レンジのワット数によって、時間が違います。
我が家のレンジは700Wですが、40秒がちょうど良い温度でした。
袋ごと目に当てて温めることで女性の方はメイク落ちも気にせず目の疲れを癒やします。
パソコンやスマホのモニターを目に優しい設定にする
パソコンのモニター画面から30cm以上離れたり、スマホ画面の輝度を70%に下げることも目を守ることになります。
筆者のスマホはシャープ製ですが、設定から「リラックスビュー」を選択すると目に負担をかけるブルーライトをカットしてくれます。
定期的に眼科へ行き検査する
普段の視力検査だけだと失明につながるような症状は見つけることができません。
2年に1度、眼科検診を受けることで早期発見につながり生涯に渡って目を大切に使っていくことができます。
まとめ
「リモート老眼」を対策する方法を挙げました。
夕方になると、パソコンやスマホの文字がぼやけたり霞んで見えて、目を細めてみるせいかますます目が疲れる。
放っておくと仕事の効率が下がるだけでなく「加齢黄斑変性」「緑内障」のリスクも。
目は取り替えることができないし、一生使っていくものなので
リモート老眼の対策をしつつ、快適にテレワークをしていきましょう。
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