ニュースを見ていたら、東京都の小池都知事が感染対策としてさらに人の流れを抑えるべく
「半日もしくは時間単位でのテレワークを、新たにテレハーフと名付けることにしました。」と発表されました。
このページをみているあなたは、テレハーフについてご存知かもしれません。
でも、私は1回説明を聞いただけではよく分かりませんでした。
他のニュース番組でもチェックしてみたのですが、やはり私の中ではイメージできませんでした。
ネットや新聞、SNSなどで実際に取り入れている方などの意見をまとめてみると
「テレワーク」と「テレハーフ」の違いは、
メリット面が、
- コニュニケーションでモチベーション(※やる気)アップ
- 運動不足の解消
デメリット面は、
- 効率の改善が必要
- 通勤時間の面で改善が必要
であることがわかりました。
詳しく見ていきましょう。
テレワークとは
会社以外の場所で、情報通信技術(パソコンやスマホ・スマートスピーカーなど)を使って遠隔地や在宅・シェアオフィスなどで仕事をすること。
1日を通して在宅勤務になることも多い。
「テレハーフ」とは
小池都知事は、さらなるテレワーク化を推めるため「テレハーフ」を提案した。
テレハーフとは、半日や時間単位のテレワークとローテーション勤務などを組み合わせた働き方の事。
時差通勤によって、会社に出勤する人を「7割削減」を目指す取り組みです。
朝のラッシュを密を避けたり、分散出勤をし感染拡大の減少を目指します。
今までのテレワークは終日在宅勤務だったのに対し、テレハーフは例えば、
「午前を在宅でテレワークし、午後は出社する人」と「午前に出社して、午後から在宅でテレワークする人」が混在する働き方です。
あるいは、
「午前は会社でないとできない仕事を片付けに行き、午後からは自宅でクライアントとオンラインで面談したり書類をまとめたりする。」
「午前は、取引先へ営業に行き、午後から会社で勤務をする。」
など。
より柔軟な働き方が出来るようになります。
テレワークとテレハーフの違い
実際にお勤めの方の意見はどうなっているのか、SNSからまとめると、
メリット1 社員同士のコミュニケーションでモチベアップ
- 引き継ぎの時に、同僚とコニュニケーションができる。
やっぱり一人でテレワークしていると、スタッフと疎遠になった気分になって寂しい。 - 業務を潤滑に進めるためにも、ある程度のリアルに会ってのコミュニケーションは仕事の質にも少なからず影響してくると思う。
人って、認められたい、作業の進み具合や状況を上司や同僚に認知してもらうことで仕事に対するモチベーション(※やる気)も上がりますね。
メリット2 働きすぎと運動不足の解消
その他には、こんなご意見も。
- 通勤時は自然に5000歩は歩いていたので、運動不足が怖い。
- テレワークに切り替えた企業が注意すべきなのはサボりを監視することではなく、社員の「働きすぎ」と「運動不足」。
どちらも体調崩す原因となる。
上記から、一人黙々と作業する時間も大切ではありますが、
話すことはコミュニケーションとることで新しいアイデアが生まれたり気持ちを前向きにできたりします。
心と身体は一体だから、勤務時間も良い運動になって仕事の弾みがつきます。
メリット3 社外にいる時間を有効利用
テレハーフスタイルを実行している方の意見もあります。
- 朝に出勤し、お昼は買い物と子供を迎えに行きながら午後から在宅でテレワーク。
適度に外の世界と繋がれてリフレッシュした気分で午後の仕事もできるから、テレハーフも悪くない。
このような意見がある一方で、始まったばかりの働き方なので不都合も出てきます。
デメリットをまとめると、
デメリット1 時間の効率が悪い
- 半日在宅半日出勤は電車の混雑分散には良いかもしれないけど、実際にやった身としては、
勤務時間中に出勤が挟まるため、仕事が終わらなくて定時後残業することもあった。 - やり取りがメールなので効率が悪い。
- 土日祝日に出勤して代わりに平日休むもやってましたが、やり取りがメール頼みになるため仕事に時間がかかる。
その場で会話すれば10分くらいで終わっていたのに。
デメリット2 場所の効率が悪い
- 家が遠ければ会社近くのサテライトオフィスに移動。
ムダに1日2環境あるのはどうか。
気温差でノートPCが傷みそう。
デメリット3 通勤時間が有給か無給かは会社の判断
- 移動時間の取り扱いについては、通勤時間(無給)のケースと業務時間(有給)のケースが存在するので、企業の判断に委ねられること。
デメリット4 通勤時間が長い人は体力的にキツい恐れ
- 職場と自宅が徒歩数分とかならまだいいんですが、
電車で一時間かかる人が多いんでないかな?
午前に家で作業して、お昼休み一時間かけて移動してまたお仕事。
キツい。普通のシフト制のほうがマシ。
と、意見は様々です。
まとめ
「テレワーク」と「テレハーフ」の違いは、
メリット面が、
- コニュニケーションでモチベーション(※やる気)アップ
- 運動不足の解消
デメリット面は、
- 効率の改善が必要
- 通勤時間の面で改善が必要
であることがわかりました。
新しい制度が始まる時には、どうしても不便が付きものです。
「テレハーフ」はまだ出来たばかり。
まだこれからも進化していくことでしょう。
試行錯誤しながら、ちょうどよい働き方を探して行き、
「テレハーフ」でも「テレワーク」でも「リアル」でも、仕事で成果を出せるビジネスパーソンとして進化し続けていきたいものです。

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